着物買取をする業者が増えてきていますが、実際に査定に出すと想像よりも低い金額でしか買取して貰えなかったという声は少なくありません。
大切にしてきた着物を二束三文で買い取られることは避けたい、少しでも高く買取をして貰いたいという場合は、準備に力を入れておくと良いでしょう。
着物買取を依頼する前にまずしておきたいことが、虫干しです。
つい最近袖を通し、着用後にクリーニングに出したばかりなど状態が良い着物であれば、そのまま査定に出すと良いでしょう。
しかし、長く箪笥にしまったままの着物は、かび臭いにおいがついている可能性があります。
査定に出した際に、嫌な臭いがすれば、それだけで査定額が下がってしまうことは珍しくないため、着物買取を依頼することを決めたら虫干しをして臭いを取り除いておくと良いでしょう。
汚れや臭いが気になる場合は、クリーニングが有効と考える人もいますが、綺麗に洗ってもクリーニング代に相当する金額が上乗せされるとは限りません。
そのため、多少の汚れは気にせずそのまま査定に出すことがおすすめです。
査定額アップを狙うのであれば、クリーニングに出すよりも、関連する小物も一緒に査定に出すことが有効です。
ちょっとした工夫で、査定額が大きく変わることは少なくありません。